創業融資広島センター

資金繰りとは?

こんにちは、広島県福山市で行政書士をやっています、創業融資広島センターの妹尾です。

 

 

資金繰りとは、仕入れの代金や月々の家賃などの経費の支払いが遅れないよう、自分の会社に入ってくるお金と出ていくお金の管理を行い、資金の流れをうまく操っていくことをいいます。

資金繰り

 

ここでいう資金とは、皆さんが思っている現金のほかにも、預金とか有価証券などのすぐに現金として用意でき、それを支払いに使える物のことを言います。

 

ただし預金の中でも、すぐに現金として引き出すことができない定期預金は、ここでいう「資金」には含まれません。

 

資金繰り表とは?

 

資金繰り表とは、お金の出入りを管理するための表のことです。

 

資金繰り表は、自分の会社のお金が、どこから入ってきたのか、これからどこに出ていくのか、資金に余裕が生まれるのはいつか、資金が足りなくなるのはいつかを把握するための役割があります。

資金繰り表

 

資金繰り表を作る意味とは、みなさんの手持ちのお金と売り上げや融資などから入ってくるお金とを合わせて、そのお金をこれから発生する支払いにあてつつ、また次にやってくる支払いや予期せぬ支払いに備えて、十分なお金を残しておくことです。

 

経営者が面倒くさがって、自分の頭の中だけで資金繰りを考えてしまうと、資金繰りをうまくすることはできません。
そのためにも、お金の出入りを明確に把握することができる、資金繰り表の作成が重要になるのです。

 

資金繰り表の中身

 

資金繰り表の中身を理解しやすくするために、資金繰り表の簡易版をつくりました。

2月

3月

4月

前月繰越

1月分の繰越額を記入@

Aの額を記入

Bの額を記入

収入

支出

次月繰越

@+収入ー支出=A

A+収入ー支出=B

B+収入ー支出=C

 

もし次月繰越のAがマイナスだった場合、この会社は資金ショート(自由に使えるお金が不足している=資金繰りが悪い状態)の状態であるといえます。

 

この表の収入と支出では、何についての収入か支出かがわからないので、資金ショートの原因までは分かりません。

 

実際の資金繰り表では、営業活動における収入と支出で構成される「営業収支」と、営業活動とは関係ない借入金や借入金返済などの収入と支出で構成される「財務収支」で作られています。

 

資金ショートの例

 

実際に資金がショートしている例をみてみましょう。

 

<簡単な損益計算書の例です>

売り上げ

500万円(内訳:現金売り上げ200万円、掛け売り上げ300万円)

仕入れ

250万円(内訳:現金仕入れ150万円、掛け仕入れ100万円)

その他経費

150万円(すべて現金支払い)

※掛けというのは「後払い」の意味

 

500万ー250万ー150万で利益は+100万円ですよね。

 

損益計算書では、利益が100万円出ていることになりますが、実際のお金の流れはというと、

 

現金売り上げの200万円
現金仕入れの150万円
その他の経費の150万円
の合計ー100万円になりますよね。

 

この様に資金が不足している状態を資金ショートと呼びます。

 

黒字でも倒産しちゃいます!

倒産

 

いいですか?

 

損益計算書上では、+100万円の利益が出ていましたが、実際に使用できるお金というのは、−100万円です。

 

つまり、100万円が借金としてのしかかっているということです。

 

何回も言いますが、利益は100万円出ているのにです!

 

商品を掛けで売れば、売り上げも利益も出ますが、その時点では現金は入ってきません。

 

この状態で、仕入先に現金で支払いをするとなると、現金は減っていく一方ですよね。

 

売り上げも利益も出ているのに、現金がなくなって、仕入先に支払いもできなくなれば事実上の倒産ということになります。

 

創業融資を申し込む際は、資金繰り表も付けましょう

 

日本政策金融公庫の創業融資では、資金繰り表の提出は任意です。

 

日本政策金融公庫の創業計画書の事業の見通しでは、売り上げと利益しか把握できません。

 

実際の現金の流れを把握するためには、資金繰り表が必須なのです

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