創業融資広島センター

融資申請NG集B

金融

 

⇒前回の「融資申請でやってはいけないことA」はこちら

 

@ 融資金の使い道が融資対象とならない

 

こんにちは、広島県福山市で行政書士をやっています、創業融資広島センターの妹尾です。

 

 

日本政策金融公庫や信用保証協会の制度融資では、事業資金であれば、商品仕入れや人件費、外注費、家賃、手形決済などの運転資金(継続的に発生する経費を支払うための資金)に、店舗内装、車、パソコン、机などの設備資金(仕入れ以外のモノを購入するための資金)のいずれにも利用することができます。

 

しかし、以下のケースでは融資を受けることはできません

  • 住宅兼事務所を購入する場合の住宅部分の資金
  • 株式会社など法人を設立するための資本金
  • 事業者個人の生活費
  • 赤字の穴埋め資金
  • 源泉徴収税や未払い消費税など預り金(後に第三者に支払わなければいけないお金)の性格を持つ納税資金

事業のために必要な資金の使い道は厳格に管理されています。

 

融資金の使い道を偽って融資をうけたことが判明した場合、一括返済を求められることがあります

 

そもそも融資は、必要最低限しか認められないということを理解しておく必要があるでしょう。

 

A 必要書類に空欄がある人

 

日本政策金融公庫や制度融資の申し込みをするためには、借入申込書や創業計画書などを提出しなければいけません。

 

当然のことながら、提出するためにはその用紙の空欄を埋めていかなければなりません。

 

しかし、中には空欄の見落としや取り扱う商品の売り上げシェアや人件費の支払いの部分などの細かいところを、面倒くさがって記入しなかったり、適当な内容のまま書いて提出したりする人がいます。

 

これは金融機関に「私はだらしなくて、いい加減な人」というのをアピールしているにすぎず、いい印象を与えることはありません

 

また、「字は人を表す」というように、乱暴な字を書いている人は、お金の管理も雑であることを連想されます。

 

用紙の空欄を丁寧な字ですべて埋めるというのは、単にあなたの情報を提供するというだけでなく、あなたのセールスポイントを融資担当者に示すものにもなるのです。

 

それにもかかわらず、書類をすべて記入せず提出するというのは、その機会を自ら台無しにしていることになります。

B 税金の未納、滞納がある方

 

税金の滞納

ほとんどの融資では、ある種類の税金の未納、滞納がないことが条件となっています。

 

とくに、日本政策金融公庫の融資財源は国民の税金によって運営されているので、この税金の未納、滞納はより致命的になります。

 

ではどんな種類の税金が審査の対象になるかというと、個人事業主の場合は所得税、株式会社などの法人の場合は法人税が対象となることが多いです。

 

厳密には、どの種類の税金を納めていることが必要かは、その融資の種類によって変わってきますが、いずれにせよ税金の納付は最低限の条件だということを肝に銘じてください。

 

C ノンバンクからの借入がある

 

ノンバンクとは、銀行のような預金業務や振り込みなどの為替業務をおこなわない金融機関を言います。

 

預金業務をおこなっていないということは、一般の消費者や事業者にお金を貸す場合、どこからか資金を調達しなければいけないということなのですが、その調達先となるのが、主に銀行になります。

 

そして、銀行から借りたお金を事業者に貸し出すわけですから、必然的に利子が高くなるという寸法なのです。

 

また、日本政策金融公庫や信用保証協会はノンバンクの利用実績がある事業者を嫌います

 

なぜ嫌うかというと、

  • 金利が高いため正常な経営の障害になるから
  • 資金繰りの苦しい経営者が最後の苦し紛れにとる行動と考えているから
  • 至極まっとうな経営者がノンバンクから借り入れはしないだろうという思いから

この様な理由から、ノンバンクから借り入れがある場合には、それが原因で審査が否決される場合や、減額の要因となることがあるようです。

 

ただノンバンクの利用=融資否決というわけではなく、あくまで審査が厳しくなるということ。

 

借入

また、現在は利用していなくても過去に利用があれば、また借りるのではないかとあらぬ疑いをかけられることもあります。

 

もし、融資の申し込みに際してノンバンクからの借入が多い場合は、早々に返済するか、またはある程度まで借入額を減らす努力をしなければならないでしょう

 

⇒「融資申請でやってはいけないことC」に続きます。

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